ラビットアイ系は樹形が野生的で実が熟す前にウサギの目のように赤くなります。
ラビットアイ系はこのように幼果がウサギの目のように赤くなることから「ラビットアイ」と呼ばれているんですね!
非常に樹勢が強く野性味溢れる系統で、甘味が強いのが特徴です。
鋸葉で枝葉がワサワサとワイルドに伸びていたらラビットアイ系の可能性が高いです。
ラビットアイ系は、暖地での栽培に向いており、甘味系で育てやすい。しかし若干、皮の厚みや種のざらつきが気になりますが、「ジャンボサイズのラビットアイ」が誕生したりと土壌適応性が群を抜いて高く非常に強健です。
【ブルーベリーの栄養】
ブルーベリーは、抗酸化成分「ポリフェノール」を多く含んでいます。抗酸化成分でる「ポリフェノール」を摂取すると、動脈硬化や脳梗塞を防ぎ、ホルモン促進作用が向上すると言われています。
血液トラブルの改善ブルーベリーが持つアントシアニンには、その強い抗酸化パワーも注目すべきものです。
アントシアニンの抗酸化パワーは、体の老化を招く活性酸素を除去する効果効能を持っています。抗酸化パワーは、血流をよくする作用があり、体中に血を巡らせて、毛細血管を強くしなやかにしてくれるのです。
毛細血管がもろくなってしまうと、脳梗塞脳卒中、動脈硬化といった恐ろしい病気や怪我が治りにくくなったり、冷え性になったりします。
血液改善は、若さを保つこと!体の老化や病気になることを防ぎ健康に過ごすことに大きく影響するのです。ブルーベリーが持つアントシアニンの抗酸化パワーは大いに活用したいものです。
ブルーベリーと一緒に摂りたい効果的な栄養素は、ルテインです。ルテインはカロチノイドという色素のひとつです。カボチャやインゲン、ブロッコリー、グリーンピース、ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれています。
◆皮の厚み・種の大きさから舌触りに若干ザラつきがある為、ハイブッシュ系に
比べ果実品質はやや劣ると言われてきましたが、品種の選定、栽培方法に気をつければ
十分にハイブッシュ系と変わらない繊細な食味を楽しむことが出来ます。
◆育てやすく甘味系で食べやすいことから生食も栽培も「ビギナー向け」と言えるでしょう。
★育て方★
通常は日当たりのよい場所で管理しますが、冷涼な気候を好む為、夏場は直射日光の当らない涼しい半日陰程度の場所で育てます。西からの日差しをさえぎるようにします。(木陰などが最適)。9月中旬~12月上旬の秋植えか、3月頃の春に植えるのが最適です。
暖地では真冬に植え付けしても大丈夫。寒冷地では春植えをおすすめします。
【鉢での栽培】
春から夏にかけては鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。冬場は鉢土の表面が乾いたら軽く与えます。
※夏場の乾燥は、果実がしぼんで落ちてしまう原因になりますのでご注意ください。
落葉している冬はほとんど水は欲しがらなくなるので、土が乾きにくくなります。そんな時期は水の与えすぎになりやすいので、土が乾いたら水を与え、根ぐされに注意してください。
【肥料】
3月と収穫後に一般的なブルーベリーの肥料(果樹用肥料等)与えます。
12~2月に寒肥として有機肥料(油粕や牛ふんなど)を与えます。
病害虫はほとんどつきません。まれに高温多湿になるとイラガが発生しますので、発生したら殺虫剤で駆除します。
剪定は、ほとんど必要ありません。混み合った枝や古くなった細枝を落とす程度で大丈夫です。
自然樹形をお楽しみください。
「ブルーベリーの実は、引っ張るのでなく、粒の付け根部分を上とか下に向けるように、粒の先を上か下に倒すような気持ちで採ると”ポロン”と上手い具合に収穫出来ます。それとブルーベリーの皮は薄いので、手の力を抜いて1粒づつ優しく摘み採ってください」
掌に軽く小山を作るくらいを片手に盛って、それを一気に口の中へ放り込みます。
「どうでしょう」パクパクプチプチ。モグモグモグ。ゴクリ。ふ~。弾ける1粒1粒がとても不思議な味。甘味や酸味が上手く交じり合って、満足満足。しかしこんな贅沢な食べ方が出来るのも自家栽培の醍醐味ではないでしょうか。
以上のことを踏まえて無農薬でも育てやすい可愛いブルーベリーを是非育ててみましょう。